ハノイ一人旅④「水上人形劇間に合わない(泣)~旅完結編~」
ハノイ一人旅最終日です。
旅が完結します。
過去記事はこちら。
最終日は文廟を見た後、チェックアウトし、
旧市街地をうろうろし、ガイドブックに載っているカフェを探しに2時間くらい?歩き回り。
本当にわかりにくいところにあり。
まぁとにかくくたくたでした。
本来は徒歩10分以内の目的地に1時間以上かけて探しまわるのが今回の旅の定番・・・・
水上人形劇を見よう!と思い立ち、カフェを出たのは
劇開始の一時間以上前
本当は劇見なくてもいいかなーと思って、予定には入れていなかったのですが、帰りのフライトが夜中なので、それまで時間がありすぎて、急きょ行ってみることにしたのです。
フライトが夜中だと、最終日も思い切り満喫できるのでいいのですが、一人旅ですし夜はあんまり出歩かない方が良さそうですから。
時間つぶしに直前に気軽に組み込んだ予定だったのです。
ちなみにベトナムの水上劇場は、旅行会社を通じてチケットを予約してある団体客や、インターネットで購入済みの個人客で満席になることも多いのだとか。
席も前の方と、後ろで金額が違います。
後ろが60000ドン(約300円)
前列が100000ドン(約500円)
そんなに違わないですし、できることならいい席で見たい!
けれど、今回は、見れるだけでもラッキーということで、あまり期待せずに劇場を目指しました。
近くに来てるはずなのに、全く着かない!!!!!!
一時間以上前から劇場に向かって歩き出しました、その時間は確か・・・・
17時前くらい!
私は帰国しなければならないので、20時には空港行のバスに乗らなければなりません。
劇の見れるチャンスは
17:20と18:30
その次は20:00なので、これを見ると、フライトには間に合うけれど、ちょっとぎりぎりで心配。
劇は一時間です。
カフェを出て、あわよくば、17:20のを見れる!と思っていたのですが、旧市街地を脱出するまでにもう17:20はとうに過ぎてしまいました・・・。
カフェからは10~15分ほどで着くはずなのですが。
時刻17:40分くらい
残すは18:30のみ。
まぁさすがに間に合うだろうと思いますよね。
落ち着いて、地図を見て、落ち着いて歩きました。
慌てる必要はありません。
18時にもなっていないのですから。
余裕ですよ。
しかし、もうハノイは日が落ちて、暗くなってきました。
何度も同じところを行ったり来たりしているうちに
時刻18時
さすがにちょっとやばいかも?
というか、
早く人に道を聞け!
はい、すいません。小心者で(泣)
有名な劇なのだから、大抵観光客でも分かる可能性あります。
でも結局うだうだと聞けずじまい。
18時を過ぎ、
さすがに不安とともに心細くなってきました・・・・。
でも、なんとなく諦められません。
せっかくここまで探し回ったのに。
でも、現実は甘くない。
見れなかったら諦めて、バスに乗り、空港へ行こう。
でも、最後まで諦めるな。
人生何が起こるか分からない。
これが旅。
18時15分になりました。
でも私は痛い足を引きずりながらも諦めません。
18:30の劇見たい一心で歩き続けます。
もう一度地図を確認し、落ち着きます。
12、3分前。
パッと行ったところにツーリストインフォメーションがあるではありませんか!!!!!
ここで聞こう。
だって、ここからそう遠くはないはず!!!
「ホェア イズ パペットシアター?」
と聞きました。
すると、お兄さん。
「あっちだよ。」と、指さして教えてくれました。
英語で教えてくれましたが、再現できませんが。
とにかくあっちに向かって歩くと、
ありました!!!!
ここ何回か通っているのに!
気づきませんでした。
チケット売り場並んでます。
10分前
まだ安心はできません。
日本人も並んでます。
何時のを買うのだろうか・・・
「20時の二枚」
ほっ
18:30ではないのね。
だって10分前だし、今から買う人はいないわよね。
もう
ドキドキが止まりません。
恋しているとき以上にドキドキが止まりません。
ドキドキが止まりません!!!
手に汗握る展開になってきました。
見れなくても仕方ない。
もすうぐ私の番。
皆は20時のを買うみたいよ。
(心の叫び)私は18:30のを1枚欲しいの!!!
初めてのハノイ一人旅。
初日から道に迷い、でも、なんとかホテルにたどり着いたよ
ツアーも偽物シンツーリストだったけど楽しかった
最終日も文廟見るために2時間以上歩いたよ
確かにこの水上劇場は思い付きかもしれない
でも、ベトナムの定番だよね
お願い
私の番が来た
「18時半のください」
受付のお姉さん沈黙・・・・・・・・
あぁもう売り切れだよね
いいんです。
するとお姉さん
「ワン?」
吠えたのかと思った。
お姉さん、吠えたよ!!
私も「ワン!!!!」
吠えた
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
「ユーアーラッキー!オンリーワンチケットだったのよ!!!!」
ええええええええええええええええええええええええええ
お姉さんと握手しました。
私は通じているかもわからない英語で必死に
「リアリーーーー?!サンキューサンキューこれが最後の私のチャンスだったの今日帰らなくちゃいけないから(泣)」
と言いました。
開始5分前
間に合ったよ
間に合いました!!!!
終わりよければすべてよし。
泣き崩れそうなのを必死に堪え
劇の中へ。
内容なんて頭に入ってきません
1時間半近く歩いて、開始5分前に着いて、
最後のチケットを掴み取り
私は劇を見ました。
騒々しいハノイ市内を忘れさせるような素敵な劇でした。
あ、ちなみに、席は100000ドン(約500円)のファーストクラス席でしたよ。
前から2列目の真ん中らへんのとってもいい席でした。